結婚や出産を期に退職したものの、また働きたい。そんなふうに思う女性は多いと思います。
ただ出産を経てまた働きたいと思っても、家事育児をしていた期間が長ければ長いほど、再就職がすごく難しく感じてしまうこともあると思います。
ママになって社会復帰したい。そう感じた時に、いくつかある不安の解消方法をご紹介します。
ママの仕事のブランクに対する不安
何より、ママが社会復帰する際の不安要素の一つに、仕事のブランクがあると思います。
ビジネスマナーや敬語など、家事育児に専念していると日常生活ではあまり触れず過ごしてしまいますよね。
さらにパソコンなど離れている間に進化してしまうようなものは、長いブランクを挟むと勘を取り戻すのに時間を要する場合もあります。
ブランクが長いと採用されない?
ブランクが長いと、やはり採用する側からすると不安はあると思います。
私が過去に法律事務所で採用する側となった時に、女性しかいない事務所だったので応募してこられる方も女性が多く、専業主婦でブランクのある方も多く見られました。
ただ、そういったときに目を向けるポイントは、やっぱり応募書類なんです。
学歴が、とか、ブランクが長い、とかそんな事よりも、丁寧に応募書類を書いてくださっている方に好感が持てました。
特に、御中や様の使い方、封筒の書き方、応募書類をクリアファイルに入れてから封筒にいれるなど、細かい事ですがこういった内容から、基本的なビジネスマナーを測る事は可能です。
丁寧な書類は印象がとてもいいと思います。
こういった事をきちんとできている方にはとても好感がもて、実際採用となった方は小学生のお子さんがいる10年程仕事のブランクのある方でした。
でも応募書類の通り、仕事も丁寧で基本的なマナーがきちんとされている方でした。
ブランクの不安を解消させる対処法
- コミュニケーションを積極的にとる
- 心を落ち着かせる
- 短期や在宅のお仕事などで感覚を取り戻す
コミュニケーションを積極的にとる
働き始めてすぐは、周りとの差に圧倒されがちですが、コミュニケーションを取ることで、仕事とは違う部分で共通点があるなど身近に感じることが出来るようになります。
心を落ち着かせる
気が焦ってしまうと、余計に失敗してしまうことも。慣れないうちは、どうしても焦りがちですが、心を落ち着かせるようにゆとりを持ちましょう。
短期や在宅のお仕事で感覚を取り戻す
そのため、あまりブランクとしては感じず仕事につくことができたように思います。
登録は無料なので、私も登録して興味のあるお仕事の場合は受けています。
ママの仕事復帰に対する育児と両立の不安
日中仕事をするようになったら、育児と両立できるんだろうか?そんな不安もあると思います。
パートで短い時間だけならまだしも、フルタイムとなると朝から定時でも夕方までと、日中はほぼ仕事に割かれることになります。
でも私が感じた仕事しているからこそ、家事育児と両立できるポイントがあります。
仕事をしながら家事育児するメリット
- 仕事をしてるから、と家事を手抜きしても罪悪感がない
- 日中家にいないので、そこまで散らからない
- こどもと離れることで、余計に可愛く感じる
まずは家事の手抜きに罪悪感がなくなること!
専業主婦のときは、ごめんね、と思ってしまっていた家事のやり残し。
でも少しくらい洗濯が畳めなくたって大丈夫!ごはんだって、お惣菜でもいっか!そんな家事の手抜きに罪悪感がなくなりました。
だから完璧を求めずに、家事は出来る事を継続するようにしています。
無理せずできることだけ。特に家事に関しては、意外と手抜きできることって多いな、と思いました。そして時短アイテムの多さ!いろんなものに助けられています。
そして掃除に関して、日中は不在という事が多いので、オモチャも散らからない。トイレの回数も減るのでトイレ掃除も減る。あきらかに掃除はラクになりました。
最後は、こどもが可愛い!
ずっと一緒にいる時は、叱ってしまったり、どうしても息が詰まる時がありました。
でも保育園へ行くと、先生という別の視点からのこどもの成長を聞くことで、新たな発見があったり、違った考え方ができたりと、こどもとの関わり方に変化がありました。
そして、保育園へ迎えに行ったときのこどもの嬉しそうな顔は、可愛くてたまりません。
これがあるから頑張れます。
家事育児と仕事を両立するポイント
- 家事のルーティンを最小限にする
- 時短グッズに頼る
- 隙間時間をうまく利用する
家事のルーティンを最小限にする
専業主婦の時と比べると、確実に家事に割ける時間が減ります。
そのため、最小限の家事のルーティンを決めて、それだけをこなすようにします。例えば、洗濯やお風呂掃除はしておかないと、必ず帰ってきてからバタバタしちゃうので、私は必ず朝にします。
でも家事にはシャンプーの詰替えや、ベットを整えたり、郵便物の振り分けだったり、細かい作業がたくさんあります。そういったものは全部週末にまとめてするか、テレビを見ながら、お風呂入りながら・・・などながらで作業するようにしています。
時短グッズに頼る
今は時短グッズもいろいろありますよね。
キッチングッズ一つとってもさまざま。でも人によっては逆に不便だったりするものもあります。自分にとって便利な時短グッズを見つけると、かなり楽できるようになります。
私が便利!と思ったのが、時短グッズ王道ともいえるロボット掃除機ルンバ。
リビングなどは確実に掃除機のほうが早いんですが、寝室ではルンバが大活躍。難易度の高いベットの下もスイスイお掃除してくれます。
時間を設定しておいて、ルンバに寝室だけ掃除してもらうようにしています。
寝室って一番過ごす時間が結局は長いんですよね。だからキレイにしておきたくて、導入しました。
隙間時間をうまく利用する
例えば、仕事の休憩時間。
私はその日の夕食のメニューを考えています。そうすると帰宅後の動きがスムーズになり、素早く料理に取り掛かれます。
通勤時間でネットスーパーを頼んだり、意外と家にいなくてもできるともたくさんあります。
隙間時間をうまく利用できると、あとで楽できるのでオススメです。
ママの社会復帰
社会復帰したい!そう思っても、さまざまな理由から不安はあると思います。
でも、悩んでいても時間は過ぎるだけ。ブランクも伸びるだけなんですよね。もし復帰しようと思ったら、ママの場合は仕事と保育園探しの両方を同時進行する必要があるため、より難しいのも現実です。
また子育てに理解ある会社かを見極めることも問題の一つです。
私は時短社員として働いていますが、子どもの病気や行事などで月に2~3回程度お休みさせていただける、とても理解ある職場で働いています。
子育てと両立しやすい会社の選ぶコツを別記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
もし一歩踏み出したいとおもったら、何かアクションを起こしてみるといいかもしれません。